私立大学の一般入試もあと3ヶ月後に迫ってきました。今回は受験生からよく耳にする「併願校」はどうやって決めればよいかという疑問にお答えします。
第一志望校を明確にする
まずは目標とする第一志望の大学・学部・学科を決めましょう。第一志望校を決定する際に基準となった条件の中で併願校を検討します。入試科目が第一志望校と一致している、過去問を解いてみた際の得点率が高い(問題傾向が自分に合っている)、出願方式が複数あるなど、合格可能性を高められる学校を選びます。また、受かった際に通ってもいいと思える学校を候補にしましょう。
入試日程から考えよう!
受験を予定している大学の入試日が重ならないようにスケジュールを立てましょう。その際、無理な受験スケジュールではなく、連続で受験する場合は、往復の距離や試験の実施時間帯などをふまえて、計画を立てましょう。また、最初に第一志望校を受験するのではなく、早い時期に合格可能性の高い大学を受験して入試本番の雰囲気に慣れたうえで、第一志望校に臨めるようなスケジュールを組むとよいでしょう。
一般入試では前期・(中期)・後期など複数の試験日程群が設定されています。入試日だけでなく、合格発表日や手続き日、入金の締切日などを考慮しておきましょう。
難易度から考えよう!
併願校は模試の成績などの客観的データを参考に、合格可能性の比較的高い大学も選ぶようにしましょう。また、同じ大学でも学部・学科によっては合格偏差値に差がありますので、併願校は学部・学科も含めて視野を広げて検討しましょう。