一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ダイエットにおいて、モチベーション・ワクワク感をキープするために
「自分はこの結果を出せるだろうな」という「結果期待値」
と
「自分はこの行動を起こせるだろうな」という「効力(行動)期待値」
が必要です。

さらに、この期待値を上げるために必要なポイントが4つあります。

・代理経験
・達成経験の積み重ね(勝ち癖)
・言語的説得(承認してもらうこと。ラベリングの法則)
・一時的高揚
です。

 

・代理経験
実際に成功している人を間近で見たり成功者から直に何かを教えてもらう
ということです。

この代理経験によって間近で成功者を見たり成功者に教わったりすることによって、自分の脳味噌がだんだんと麻痺していきます。

「この人にもできるなら自分にもできるのではないか?」
と思っていきます。

この代理経験で非常にうまいビジネスモデルを作ったのはアイドル業界です。
特にAKB48です。

AKB48はこの代理経験を巧みに使ってビジネスモデルを構築しました。

イメージして欲しいのですが、

あのAKB48の人たちは極めて歌がうまいかというとそうでもありません。

極めてルックスがいいのかというとこれも違います。

もちろん好みがあるので人それぞれ違いますが

一般的に見てものすごく飛びぬけた美人というわけではないですよね。

では、ダンス・パフォーマンスなど極めてうまいのか?
というとそれもまた違います。

AKB48の女の子を選別する際に基準があるそうです。

それは、クラスで3番目くらいにかわいいレベルの子をメンバーに加入させておくことです。

要は一般消費者・ユーザー、彼女らのファンがAKBを見たときに

自分たちに近い存在なんだ、と思わせることが目的です。

女の子のファンで言えば、
「わたしでもアイドルになれるんじゃないか、AKBに入れるんじゃないか」

男性のファンで言えば、
「自分たちに近しい存在、身近なアイドルなんだ」
という思い込みを描くことができます。

その親しみやすさ、信頼感の圧倒的な構築によってうまくいったビジネスモデルがAKB48なのです。

基本的にAKB48は、代理経験というものを巧みに利用して作り上げているモデルなのです。

 

続く…

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篠原 勇人

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