一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

みなさん、今日もお疲れ様です。
今月もフリーランスエンジニア月記を語ってゆきます。

 

今月は、近況の考え事を一つお話します。

というのも、知人から声を掛けられ、

「私のエンジニアとしての体験をもとに、あるエンジニアのキャリア・経験の積み方の相談に乗ってほしい」
というのです。

相手のビジョンや現状が何も見えていないため何とも言えないですが、

他人の人生がかかった相談になるので、適当なことは言えないなと怖気づいています。

 

私は最初は何も目標がなくただ時間とともに技術を積んでいれば、

いつか名実手に入り勝手に良い仕事・良い暮らしにありつけると考えていました。
しかしそのような考え方で得られたのはテスター経験orドキュメント整備ばかりであり、
希望するコーディング業務には辿りつけませんでした。
現場を変えたいと訴えても、どこへ面接へ行っても「コーディングの経験はおありで?」と一掃される日々でした。

 

そんな私がコーディング業務にありつけたのは、明白に

「フリーランスエンジニアとしてコーディング業務をしていく」

というビジョンとそのための課題が理解できたときでした。

面接で

「将来こういう姿になりたい。

そのためにコーディング経験が必要だが未経験で任せてもらえない。

資格はとった。自己学習もした。

それでもそれは自己満足の範疇でしかない。

だからコーディング経験を積みたい。」

と強く訴え続けました。

この熱意と具体性が通ったからこそ、コーディング業務を任せてくれる会社に内定が出たのだと思います。

この話を共有したいのですが、ただの私の経験談・自慢話になってはいけません。

ですが正直なところこれ以上でもこれ以下でもないのです。

たとえ仕事に対する給与の少なさが不満であっても、
会社の待遇がひどくても、

「すべてはコーディング経験を積みフリーランスとして踏み出すため」と

鋼の意思で割り切って目的を見失わなかったことが、私の最大の成功の秘訣なのかもしれません。

・・・そもそも、自分で成功と言いましたが、

実のところまだ満足もしていないので成功と断言できるとも思っていないです。
それでも、

まだまだ発展途上な私が輝いて見えるようなら、

彼を闇から引っ張り出す光として見てもらえるなら、

私は光となる他ないと感じています。
この想いを語弊なく伝えられるよう、ひたすら話の流れを組み立て・整理し悩んでいます・・。

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