一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

はじめまして。5/1付けで理事に就任しました。今月よりコラム投稿させていただきます。初回ということで、私の経歴と個人開業した背景について、複数回に分けて連載して記載していきたいと思います。

①入社から退職を考えるに至るまで

私は、新卒で某大手メーカーのグループ会社に入社しました。この会社を選んだ理由は、OS等の低レイヤの開発を専門としていたことでした。大学時代は音声の研究をしていましたが、その過程でソフトウェアに興味を持ちはじめ、OSってどうやって作るのだろう?という疑問から、会社に興味を持ったのがはじまりでした。

入社してからは一貫してソフトウェアの開発に従事してきました。そして、いわゆる出世街道を順調に歩み、若くして管理職に昇進しました。その後も順調に成果を上げ、会社に貢献し、さらに役職が上がっていきました。

ある程度役職が上がると、経営陣の声が直接聞こえるようになってきます。そこで気づいたことは、私が従事している仕事は、当時の経営陣からは望むものではなかったのです。私がやっている仕事は会社としては真逆の方向性であって、やればやるほど会社の方針からは乖離していくということです。

ただ、会社というのは時とともに方針も変わりますし、社長が変われば方向性も変わっていくものです。私は、ビジネスの方向性が違うことを改めて認識し、新たなビジネスにシフトすべきだと考えました。ところが、上司は違いました。色々と理由を付けて既存ビジネスにしがみつこうとします。そしてどんどん会社方針から乖離していきました。

寝る間も惜しんで業務をこなしているのに会社の貢献できていないという葛藤が強くなり、この頃から組織に対して疑問を感じ始め、退職(転職or独立)を考え始めました。

次回、その後の展開について記載していきたいと思います。

The following two tabs change content below.

K.K

最新記事 by K.K (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア