突然ですが、深呼吸の仕方ってわかりますか?
呼吸は無意識にしてますから、呼吸の仕方なんていちいち考えたりしないですよね。
無意識にしている呼吸を、ちょっと意識してみて下さい。
呼吸って胸の上の方だけ使ってしてませんか?
最近呼吸が浅い人多いです。肺にはもっともっとたくさんの空気が入るのに、肺の一部しか使ってないんですよね。
酸素が無いと火が燃えないのと一緒で、カラダにとって酸素は、生きる為に必要なエネルギーをミトコンドリアで作り出すための大切な燃料です。
酸素が欠乏した状態になると、エネルギー不足によりカラダに疲労物質や脂肪が蓄積されてしまったり、細胞の元気が無くなるので、脳や内臓の活動が制限され、さまざまな病気の原因や、生命の危機にも繋がってしまいます。
なんと!肺には筋肉がなくて自分では伸び縮み出来ないので、肺に空気を入れてるのは肺じゃないんですよ。
どうやって肺に空気を入れてるかというと、肺を包んでいる肋骨で守られた部屋に、良く伸び縮みする横隔膜という屋根を使ってドアから空気を入れたり出したりしてるイメージですかねー。
つまりは、肋骨の下にある横隔膜を使って呼吸をしているので、深呼吸をするにはこの横隔膜をしっかりと動かす事が大切です。
まずは下腹部に空気を入れるように横隔膜を下げながら空気を下腹部に送り込み、次に肋骨を広げてもう少し空気をいれ、体の隅々に酸素が行き渡るように目一杯吸ってから、今度はいらなくなった排気ガスである二酸化炭素をすべて出し切るために、広がった肋骨を縮めて横隔膜を肋骨のなかに押し込むように息を吐き切ります。吐き切ると今度は自然に空気が肺の中に入って来ますから、またしっかりと横隔膜を動かして空気をカラダに取り入れて下さい。
カラダがたくさんの酸素を喜んでるのをイメージするといいですねー!
横隔膜をしっかり動かして深呼吸をするという事は、内臓も動いて全身の血流が良くなるし、自律神経も整うし、疲れも取れて、脂肪も燃料しやすくしてくれる、1番お金がかからずに1番簡単に、いつでもどこでもできる、最高の健康法だと思ってます‼︎
皆さんもぜひ深呼吸してみてくださいね。