一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

5月より全国個人事業主支援協会の理事になりました宮山と申します。

現在40代中盤ですが、フリーランスのエンジニアとしては確定申告ベースで7回目を超えました。

3年ほどで一度正社員に戻ったりもしましたが、一年ちょっとでまたフリーランスの(SES)エンジニアに戻ってのらりくらりとしています。

フリーランス時代からお世話になってた会社にそのまま正社員になりましたが、ちょうどその辺りからその会社が色々と残念な事になったり、フリーランスの時に始めた通年で月イチペースで日帰りダイビングが正社員でいきなり減った月々の手取り的にきつかったなんてのもありまして自分が主導で仕事を選びたいというのもあってフリーランスに戻ってきました。

年齢も年齢なので過去にマネージャー的なポジションだったり、某企業様でアーキテクトとして部署全体を見たりもしたりしていましたが、2度目のフリーランスに戻ってから特にここ一年半はなぜがゴリッと開発エンジニアとして実装面をやっています。40半ばでこうなるとは30前の時は正直想像していませんでした。

そもそも工業系高専(電子工学科)を卒業して就職したものの、最初は半導体製造メーカーで品質管理、製品評価エンジニア、その後の会社でカスタマーサポート、製品評価エンジニアをしていて27歳半ばでWeb、サーバ系プログラマーの転職した遅咲きだったので30過ぎで管理職に移るとばかり思っていたので人生どうなるか分からないものです。

今の現場では
Akka HTTP、Akka actor、Angular7、Flask
辺りのライブラリ、フレームワーク
Scala、TypeScript、Python3.7
でサーバ、フロント両方の実装、UnitTestやってます(メインはサーバ)
各種サーバはDocker、Docker-Composeでいわゆるコンテナメインでサーバを管理してます。
ある種厳密なマイクロサービス的なアーキテクチャになっているので、Dockerコンテナが自分達のWebサービスだけで6コンテナいます。
これだけマイクロサービスでやっておきながらターゲットユーザの都合上、オンプレ前提でやっています。

あまり特定の言語に思い入れがないタイプなので、その現場、案件ごとに必要なのを使うとスタンスですが、経歴的にC、Javaな流れで来ているのでいわゆる緩いLLよりかはTypeScriptぐらいクラス、型などが厳密なコンパイル言語が好みです。今回始めてPythonをやっていますが、型アノテーションの存在を知ってから変数、戻り値などに型アノテーションつけてVSC、Lintに警告出されながら書いている方が安心感が出ます。
(正直なところ、次に仕事選ぶ時にWebアプリ開発でPythonは選びたいとは思わない(Rubyも同様に)…)

前の現場はAWSゴリゴリのスタートアップベンチャー、その前の正社員でもいた会社はGoogle Cloud プレミアパートナー企業としてGCPネーティブでGAEバンザイ、それの前の客先ではAzureで各種Azureサービスを使ったPOC的な事をやっていたので、元々はクラウドネーティブの人です。
そろそろクラウドの世界に戻りたい…。

今提供されている開発PCはWinですが、VirtualBOXのLubuntuまたはCentOSに自力でLXQtいれて、チーム内で一人だけlinux上でそのままGUIでIDEで開発やっちゃったりしてます。
ここの前、さらにその前の現場はマシン持ち込みOKだったので、自分の持ち込みPCにLubuntu、Xubuntu入れて開発機にして使ってました。
Macで中途半端な開発環境組むなら、サーバと同じubuntuで統一しちゃえよって言うやや過激派です。
(macOSのDockっぽい、かつ重たいGONEが好きじゃないのであえてLubuntu、Xubuntuなどにしてるので色々とお察し下さい)

開発体制としてはいわゆるアジャイル、スクラムでやっています。
この現場ではたまたまですが、スクラムマスター、プロダクトオーナーがそれぞれ別々に自分で認定SM、認定POを取っていたという稀有な組み合わせなので、一定以上の信念のもとにアジャイル、スクラムで開発を進めています

ここの前の現場でもスクラムでやっていましたが、その時は開発側が主導でスクラムでやると言って、ビジネスサイド、PO側がそれに乗れて行けず瓦解したというのが正直なところだったので、今の現場ではとても良い経験をさせて頂いています。
もう、アジャイルじゃない開発には戻れない…。

コロナ騒動で3月から完全リモートに移行、6月も引き続きリモートワーク継続中です。
リモートワーク自体は前の正社員時代でもやっていて、以前長男、自分が次々とインフルエンザに罹ったときなど最大2週間自宅にカンヅメで仕事とかやっていたのでそれ自体は抵抗はないのですが、東京23区内で休校中の小学生の男の子二人含む4人家族のマンション住まいで家族全員がいる自宅で仕事しようとする事が色々とツラいことが…。
Twiter、Slackでテキストチャット、Hungout、Teamsなどでリモートビデオ会議は前の正社員時代の頃からやっているのでその辺はチーム内でもむしろ主導を取ってやっていたりします。
リモートワークは開発者目線でいうとその作業に集中できてしまうのである意味効率的な気はします。この辺はアジャイル、スクラム開発でスプリントごとに着手する各種ストーリーから必要なタスクの洗い出し、チケット細分化ができているからこそ出来ていると感じています。

開発作業自体はリモートワーク移行で自分のタスクに集中できるのはメリットですが、タスクブレークダウン、バックログリファインメント、スプリントプランニングのような対話会議、チーム内でタスクで何か詰まった時の軽く相互の状況確認、相談事のようなのは逆にコミュニケーションコストが高くなったので、そもそも物事の進め方のチーム全体での意識改革が重要だなと感じてます。

と、ここまで開発者、プログラマー目線で書いてきましたが、自分自身はプログラマーというよりもスクラムマスター的な役割が向いているんだなと今回の案件、リモートワークでつくづく思っていたりします。
自分がピン芸人として作ることに集中するというより、要件、設計的なところのレビュアー目線、周りのフォローアップ、リーダーシップが持ち味だったりするのを改めて自分自身とスクラムマスターなどにその辺りを評価されてるので、自分がそういう人間だったなと再認識したりしました。
自分自身では新しい技術を0スタートで始めるのツライとか思いながら四苦八苦して今の現場でも色々とやっているんですが、それでも周りからはジェネラリストとして何か色んな事やっちゃう人と思われる程度のことはやれているようです(苦笑)
自分的にはプログラマーとしては0->1より1->10に磨き上げる方が好きだし得意だと思っているのでなんともはや。
(開発者としてはやっぱり0からやる方が好きです(笑))

と、色んな事書いてきましたが、コロナの色んな事情やら契約の更新タイミングもあり、6月末で今の案件が契約満了となります。
若干惜しいタイミングな気もしますが、自分的に一年半やり尽くした感と一応の客先リリースまでこぎ着けたところでもあるので、結果的にいいタイミングだったかなと思ってます。

次の7月から何をするか決まっていないので、このエントリで上げたことが自分が出来る、やってきた全てではないですが、この内容に興味を持たれた方がいらっしゃればご連絡下さい(笑)

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宮山龍太郎

PADI RED、Tec40、PADIスノーケルガイド、プレーパーク活動など。 2020年8月現在、平日フルタイムのリモートワーク、開発マネージャー以外に週末スノーゲルガイドの見習いアシスタントとしても海で活動しています。

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