見落とされやすいEXCELファイル納品時のレビュー観点 その2
フリーランスのITマネージャとして、EXCEL形式の納品物をレビューする機会が多いですが、EXCELシートの内容だけチェックしても納品物の確認としては不十分な場合があります。
今回は、EXCEL納品物のレビュー観点として気にすべきポイントのうち、1つをピックアップしてご紹介します。
<観点>
オブジェクトの名称に不適切な固有名詞が含まれていないか確認する。
<説明>
このオブジェクト(「挿入」タブの「図形」で追加できる図形や、グラフ等)には任意の名称を設定できますが、案件固有の名称や流出しては困る名称を設定すると、EXCELファイルをコピー流用した際にオブジェクト名称のチェック漏れが原因で情報漏洩する可能性があります。
※名称の設定は例えば以下の機能から行えます
”「ホーム」タブ>「検索と選択」>「オブジェクトの選択と表示(P)…」”
以上、見落とされやすいEXCELファイルのレビュー観点の一例でした。
次回以降も気になる観点があれば投稿させていただきます。