プロジェクトマネジメント序論④ に続く
プログラムに属しているような、相互依存性のある複数のプロジェクトをマネジメントするためには、次のような活動が求められる。
1)組織的および戦略的な方向性の一致
2)プログラムのスコープの構成要素への割り当て
3)構成要素間の相互依存関係のマネジメント
4)構成要素に影響を及ぼすプログラム・リスクのマネジメント
5)資源の制約条件やコンフリクト(対立)の解決
6)構成要素とプログラム間の課題の解決
7)共通のガバナンスによる変更管理
8)構成要素への予算配分
9)構成要素からのベネフィット実現を確実にする
③プロジェクトと戦略計画
ポートフォリオやプログラムは開発など実際の作業を行いませんが、プロジェクトは組織の戦略目標の達成手段として実務を担います。プログラムの中のプロジェクトは、プログラムのベネフィットの実現に寄与し、ポートフォリオの目標達成に貢献する。
プロジェクトの立ち上げは、戦略的事項の結果として認可される。