一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは。

インフラエンジニアとして7年目で、去年8月からフリーとして独立致しました。
さて今回共有する内容は、現在の案件で私は仮想基盤(ハイパーバイザ)からミドルウェアを任されており、今ちょうどミドルウェア製品である、Oracleのバックアップ導入が完了したため簡単ではありますが、バックアップについて説明したいと思います。Oracleのバックアップは下記に区分されます。

1. 物理バックアップ(ファイルのバックアップ)
・初期化パラメータファイル(init.ora)
・制御ファイル(***.ctl)
・データファイル(***.dbf)
・REDOログファイル(***.log)

2. 論理バックアップ(データのバックアップ)

さらに物理バックアップには、オンラインバックアップ(ホットバックアップ)/オフラインバックアップ(コールドバックアップ)に分けられます。オンラインは基本的に業務稼働中にバックアップを行う手法です。反対に、オフラインは一度業務停止を行った上でバックアップを行います。

24時間稼動していて停止することができないシステムであれば、オンラインバックアップしかありませんが、業務停止可能なシステムであればオフラインバックアップも選択の一つとして入ります。どちらの手法で取るかは、そのシステム次第のため一概には言えませんが、個人的には「オフラインバックアップ」が良いかと思います。
オフラインであれば、業務を止めたその瞬間までのデータがバックアップされ、オンラインのように業務稼働中だとデータが書き込み続けられてしまうため、データの整合性が保証できないからです。

以上、今回はOracleのバックアップについて説明しました。
次回はさらにバックアップの考え方について具体的に説明していきたいと思います。
ありがとうございました。

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