一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

性格と才能は切り離せないものです。

 

適材適所、という言葉があるように、ある場所では大した結果が出なかった人が、環境を変えるだけでとんでもない結果を出すことは、ままあることです。

 

技術職でパッとしなかった人が営業職になったら、いきなりトップセールスマンになったり、

逆に営業で全く売れなかった人が、技術職になったらものすごくのめり込んでしまったり。

 

 

しかし、多くの人は、学校・企業という組織の中では、性格や個性を否定され続け、『自分は何のために生きているのか?』と思うこともなく生きています。

これは、いわゆる「戦後教育」というものが、僕たちの社会に根付いてしまっているからです。

 

 

75年前から始まった戦後教育は、「復興のためにみんな一致団結しよう」という方針でした。そのことから言えば、個性や才能を無視した一貫教育は間違っていた、とは思いません。

でも、それが今の時代にそぐわないのはもはや自明の理です。

 

というよりも、折角の才能が、性格を否定されてしまうことで、開花できなくなってしまっているのです。

 

生存原理は、動物だけではなく、人間にも当てはまります。

「強い」ものが生き残るのではなく、「変化」できるものが生き残る。

今回のコロナショックで、気が付く人が増えてきたと思います。

 

 

でも、気がつかない人・気づいても行動しない人は一定数は残ります。

また、今回のコロナショックで富裕層の資産額が上がったというニュースもありました。

これから一層二極化が進むでしょう。

その時、この事実に気づくかどうか、それがこれからの世の中を生きる上で運命の分かれ道になります。

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篠原 勇人

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